20世紀

100均画材で簡単!初心者さんも描けるヴィクトリア朝メイド服の描き方

 

アオキ
アオキ
100均画材だけでヴィクトリア朝のメイド服描いてみたよ~

これがまたうまくいった!

さあ、一緒に描いてみよう♪

 

ここにアップできる動画は30秒程度という決まりがあります。

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100均画材でヴィクトリア朝メイド服を描く!

100均画材で描いたヴィクトリア朝のメイド服
アオキ
アオキ
絵がニガテ!でも描いてみたい!
アオキ
アオキ
描きたいけど何から始めたらいいかわからない…

と感じている初心者さん!

 

この記事を読めば

手軽に100均画材を使って

こんなヴィクトリア朝のメイド服を描けるようになります♪

 

高価な画材をそろえよう!

とすると

アオキ
アオキ
あれこれ迷って描き始める前に時間がたってしまいます

 

だから身近な画材だけでまずはスタートしてしましょう。

 

ところでなぜメイド服を描くかというと

飾り気のない一番シンプルな基本のドレスだから!

アオキ
アオキ
貴族のドレスってひらひらとキラキラがジャマで

どんなドレスかよくわかんない・・

そしてお仕着せのメイド服が使われるのが19世紀から。

 

19世紀メイド服がわかれば

19世紀庶民服わかる。

それに飾りをつければ貴族のドレスだよ!

 

アオキ
アオキ
 だからまず庶民的な装飾のないメイド服を時代考証して描こうね~

 

ここではわかりやすい1900年のメイド服を描きます。

19世紀後半は袖が膨らんでたり

バッスルつけてたり

メイド服でももっとヒダが多かったりで

描くのに少し時間がかかる‥

 

とにかく

1900年のメイド服の特徴を入れながら細部描いていくよ♪

100均で揃う!必要な画材と道具リスト

まずヴィクトリア朝のメイド服を描くために

必要な道具を揃えましょ~

 

必要な100均画材リスト

  • くすみカラー画用紙(大きさは253mm×352mm)
  • 鉛筆(HBや2B)
  • 白色鉛筆(メイド服のエプロン、カフス、頭飾りの白さを表現)
  • 黄土色、黒、茶色、赤、肌色の色鉛筆
  • 0.5mmのインク黒ペン(19世紀風刺画風の仕上げに使う)
  • 消しゴム

最重要アイテムはキャンドゥさんのくすみカラー画用紙!

くすみカラー画用紙

アタシはミスティグレーをつかったよ。

アオキ
アオキ
アナタもこれを使うと同じ色味の絵が描ける!

他にもどの色でもいいけど

アイボリーだけは白いエプロンが描きにくいので

今回は外そう。

メイド服を描くのに必要な画材

どこにでもあるような色鉛筆とペンはこんな感じ。

アタシは手持ちのを使ったけど、なければ100均でどうぞ。

100均の色鉛筆はちょっと芯が固いけど描き始めるにはこれで十分。

ペンの種類はいろいろあると思うけど

インクであればなんでも良いよ。

 

アオキ
アオキ
とにかくあれこれ迷って描き始められないことこそが問題!

まずはとにかく描き始めてみよう。

さっそく基本の形を描いていくよ~

お手本のトレースで時短!メイド服の輪郭を描く

これが今回のお手本👇

ヴィクトリア朝のメイド服のお手本

初心者さんには複雑なヴィクトリア朝のメイド服の輪郭を一から描くのは難しく感じるかも‥

でも大丈夫!

 

最初はお手本を使ってトレースしよう。

この鉛筆画の描き方は別に詳しく解説してるけど

今回はショートカット。

アタシの描いたものを使います。

 

ところでトレースってつまり写し絵。

えっインチキじゃない?

いえいえインチキじゃありません。

プロも水彩画の下絵を描いて本番を描くときに使うテクニックです。

こうすると初心者さんも手軽にスタートできる!

アナタもぜひ取り入れてください。

  1. お手本をA4で印刷する
  2. 裏から鉛筆で真っ黒に塗りつぶす
  3. くすみカラー画用紙の上に印刷された面を上にしてお手本を置く
  4. わかりやすい赤ボールペンで表から輪郭だけなぞり描きする
  5. あら不思議!画用紙に輪郭が!

ここまでできれば一安心。

早速色塗りだよ~

くすみカラー画用紙で楽々ヴィンテージ感を表現!

ヴィクトリア朝のメイド服を描くにあたって

ヴィンテージ感があると素敵だよね~

 

それが!この!くすみカラー画用紙に色鉛筆で描くことによって

簡単に表現できます!

 

全体にクラシカルな雰囲気がただよう絵になるよ。

アオキ
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そしてメイド服といえばエプロン!

でもエプロンって白いから

白い紙に描くとフリルやプリーツの表現がなんか難しそうだよね~

 

白い紙に白いエプロンは上手く形を取り

位置を間違えないで影を描き込まないと描けない‥

 

でもくすみカラー画用紙と白色鉛筆を使えば大丈夫!

この紙の上に、白の色鉛筆を使って、メイド服のエプロンやフリルを描き込むと、軽く塗っただけでも白さが際立ち、立体感まで出ちゃいます。

白い色鉛筆でメイド服のエプロンの白さを引き出すたった一つのコツ

まずはいきなり憧れの白いエプロン、カラー、カフス、頭飾りを塗ります。

今回は線を重ねるように塗ってみましょう

白い色鉛筆でメイド服のエプロンの白さを引き出すコツはたった一つ。

それは『線で塗る』ということ。

アオキ
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繊細な白が簡単に表現できてマジびっくり!

濃くべたっと塗りつぶしてしまうと下の色が透けなくてせっかくのくすみカラー画用紙の意味がありません!

 

ヴィクトリア朝のクラシックメイド服の

清潔な白さがこの白色鉛筆使いで簡単に描ける!

下の画用紙のグレーが透けて真っ白にフィルターがかかったヴィンテージ感のある白になるよ。

アオキ
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頭飾りはフリルカチューシャではなく、

上から見るとすごく小さい円やハート型の布です。

 

それを長いピンでふわふわの結った髪に留める。

なので正面から見てこれといった形がありません。

ここではサッと白く塗っておくだけでOK!

陰影をつけて絵に深みを出す方法

次に陰影をつけて立体感を出していきましょ~

 

今回は太陽が右上にあるとしてそっちから光が当たってるとします。

光源の位置を意識しながら、描く対象物のどこに影ができるかを考える‥

ここでは主に左下だね。

まず腕の下の影を描きます。

百均の黄土色の色鉛筆を白の上に重ねると、手軽に陰影を表現できるよ。

 

お手本のエプロンの影がある腕の下とひざ下あたり真ん中に影を入れます。

胴と腰は筒型なので腕の下側も左に影を入れて立体感を出します。

メイド服の歴史に基づきディテールを描き込む!

ヴィクトリア朝のメイド服といえば、クラシックなシルエットとディテールが特徴!

  • 襟元の白いカラー、白いエプロン、白いカフス
  • 細部を彩る手仕事の装飾
  • ヴィクトリア朝特有の2年ごとに流行りが変わる袖の形
  • コルセット使用のウエストの細さ

など19世紀の服飾スタイルを意識することで、リアルな表現ができま~す。

アオキ
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では歴史的な背景に基づいて細部を描き込もう!

 

 

メイド服のエプロンは白生地に白糸で刺繍されているのが主流。

しかもかがって穴をあけるだけ。

その理由はこっちで詳しく解説してるよ~

この穴は影になるので黒色鉛筆で左下が濃くなるように塗っていきます。

ここもべたっと穴全部を塗りつぶしてしまうと一本調子のタイクツな絵になるので注意!

お手本を見てドレスの袖に影があるところを黒色鉛筆で線を重ねて塗ります。

 

 

 

胸元は縦のラインを強調するプリーツ、なので線と影をいれます。

 

 

次に顔です。

顔は鼻を真ん中として左側半分に肌色を塗ります。

さらに左の耳の辺り、眉下、鼻下や下唇の下は濃い影ができるので黄土色で影を塗ります。

ここでもべたっと塗らず影ができそうな部分に線を重ねるように考えて塗ります。

下唇は赤く塗ります。

上唇を塗ってしまうとメイクしたようになってしまうので

塗りません。

 

 

髪の毛は影ができそうな髪の生え際だけ黒い線を重ねます。

頭飾りの下も黒くするとキチンと髪の上の載ってるようにみえます。

 

そのあと髪全体をこげ茶で塗ると陰影がつきます。

 

 

ドレスのスカート部分はほとんど見えませんが見えている部分も黒く塗ります。

まず一番濃そうなエプロンの影や襞部分を一番濃くします。

 

その他は中くらいの濃さの黒にします。

アオキ
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裾に裾飾りの例をすこ~し入れています。

全部描くとめんどくさいし絵の雰囲気が重くなるので少しだけにしています。

この裾飾りの穴になっている部分と襞の下側を黒く塗ります。

 

ここまでで色鉛筆によるディテールは完成!

仕上げ!19世紀の風刺画風に線を描き込む

色鉛筆だけで描くとちょっと弱い‥

見えにくい部分があります。

それをはっきり見えるように色鉛筆で濃く描くのは時間がかかる。

色鉛筆独特の柔らかいタッチも失われてしまうかも。

 

アオキ
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 なのでここはさっとペンでひきしめま~す。

ペンの種類は水性油性なんでもよいです。

ボールペンはダマになるので不可よ~

 

19世紀の風俗画にあるような

カリカチュアのような雰囲気を目指し

一番濃い部分だけ線でなぞります。

 

一番濃い部分というのは影になる部分。

絵を全部線で囲ってしまわないこと!

全部囲むと塗り絵のようになります。

右上から光があたっているとして

人物や裾、袖の輪郭、カフスやドレスの左下側に線を入れて影を強調していきます。

 

次に2番目に濃そうな部分を決めて

線で影をつけていきます。

 

線に強弱をつけられる方はつけてください。

 

アオキ
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でもそれってちょっと修業がいる‥

 

初心者さんは線を入れるところと

線がないところを作ってください。

 

色鉛筆で描いた10センチ四方の四角があるとします。

例えば左下から3㎝の縦辺と左から3㎝の横辺だけペンで強調する。

 

こうするとしたの色鉛筆のタッチが隠れることもない!

あっという間に強弱のついた

はっきりした印象の絵になります。

 

では上から行きましょう。

影が濃くなる部分だけなぞります。

  • 頭のてっぺんの頭飾りの下側
  • 髪の生え際
  • 左側の耳タブ
  • 顔の輪郭は左側の耳からあごにかけて
  • 上瞼
  • 目頭
  • 鼻の下
  • 口の閉じ部
  • 下唇の下

 

エプロンの影。

胸当てのギザギザの下側だけペンでなぞります。

 

 

カラーの下と真ん中の閉じ部も忘れずに。

 

 

  • 袖の輪郭は左側と下側
  • 袖のしわも
  • ウエストや脇の下
  • エプロンの飾りの穴の下側も見落とし禁止!
  • カフスも左側と下側

だんだん絵が浮き出てきました。

お盆を持った手とコップははっきり描いていません。

下の白いエプロンを見せたかったので

半透明にして描き切っていません。

 

 

続いてエプロンの左側と手の下の2本のプリーツです。

 

最後にエプロンの裾とドレスの裾も先ほど色鉛筆で影をつけた部分の輪郭を少しなぞりましょう。

 

 

仕上げにエプロンの左側にさっと数本の線を入れて立体感を強調します。

ここまででメイドさんは完成~

ヴィクトリア朝のモチーフを入れる

背景にヴィクトリア朝のモチーフを入れてみよう。

これはエプロンのふち飾りのバリエーションだよ。

描き方はメイドさんと同じ。

  1. お手本から輪郭をトレース
  2. 白い部分を塗る
  3. 穴が開いている部分は黄土色や茶色に塗る
  4. 輪郭をペンでなぞる

 

 

完成です。

 

お疲れ様でした~

 

ここで絵柄によってこげ茶のペンにしてもヴィンテージ感爆上がり。

今回は黒いドレスなので黒にしました。

白いドレスならグレー、こげ茶などもOK!

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アオキ
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アオキ
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ぜひ見てね~

まとめ

100均画材でヴィクトリア朝のメイド服を描くのは

初心者さんでも楽しく挑戦しやすい!

画材はすぐ手に入るし

すこ~し工夫するだけでヴィンテージ感のある仕上がりに。

 

この記事のステップ通りに楽しく描いてみよう。

絵を描く楽しさ♪

ヒストリカルドレスを描く楽しさ♪

くすみカラー画用紙の意外な効き目!

を気軽に体験できま~す!

 

達成感を得られること間違いなし♪

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