中世13世紀まで

中世パンツの秘密!貴族も庶民も一斉パンツ革命へ

服ってさあ

その人が所属する地位で変わるじゃない?

アオキ
アオキ
王様と乞食だと服の形から装飾まで全然違うよね
アオキ
アオキ
でもパンツは??

 

下着のパンツはどうなのよ?

 

実は男性なら一部の時期を除いて貴族も庶民も形は同じ!

違うのは素材だけ。

高級綿・麻やウールかバーゲン品か。

だたそれだけ。

じゃ早速パンツの歴史男性ヨーロッパ編を見ていくよ!

古代エジプトのシェンティ

古代エジプトで使われてたのは壁画によく残ってる腰布。

これが綿か亜麻のシェンティ。

エジプト古王国時代から新王国時代の1500年間以上も使われた!

シェンティの歴史長くない?

パンツの歴史紀元前1448-1422、矢を運ぶ者、ケナムンの墓の壁画、テーベ

これがエジプトのシェンティ。

ひもが付いた布を腰に巻き付ける。

真ん中に垂れてる三角のは別付けのたれ布。

貧乏人庶民は太もも丈の雑な短い布を腰に巻き付けて結んでオシマイ。

 

高位の神官や貴族は透けるように薄い麻シェンティを優雅に細かいドレープをつけて腰に巻き付けるの。

長さはひざ下や脛まで届いたりと長くするよ。

豪華な飾りベルトで留めるの。

着物の裾みたいに足が開かなくなるけど

労働しなくていいからね。

 

ファラオのシェンティはもっと豪華でたれ布が黄金だったり。

アオキ
アオキ
でも基本の形は同じだ!

古代ギリシャのパンツ、現代イタリアで蘇る!?

さて今度は古代ギリシャのパンツをみるヨ~

古代ギリシアの男性が付けてたのはふんどし型のペリゾーマ。

パンツ 歴史牛にまたがる曲芸師と両側に 2 人の女性の曲芸師、クノッソス、パブリックドメイン

 

この壁画に登場するのは女性曲芸師だけど男子もこんなペリゾーマよ。

ペリゾーマって当時の腰覆い下着の総称なんだけど。

アオキ
アオキ
アタシは大声で言うのちょっと恥ずかしい

だってこれ現代イタリアで「Tバック」のおパンツのこと‥

おねいさんが履いているアレです。

海辺にペリゾーマのビキニのおねいさんが沢山いるくらい

イタリア女子の間ではごくフツーのパンツ‥

古代ローマのスブリガークルムとパンツ革命

古代ローマ帝国時代の衣服はトーガやチュニック。

だから下はスカート状になってる。

この頃の古代ローマ帝国ではスブリガークルムってパンツが使われたよ!

 

①スブリガークルム現代風タイプ

パンツの歴史ローマ遺跡(ロンドン)出土のスブリガークルム、ロンドン博物館蔵

剣闘士も履いてる。

大事な部分を隠して腰ひもで結ぶ。

 

②スブリガークルムふんどし風タイプ

パンツ 歴史4c、ビキニガールモザイク シチリアのピアッツァ・アルメリーナ近くの古代ローマ別荘蔵

こんな三角の布タイプもあったよ。

この超素晴らしいモザイクはスポーツする女子だけど

男子も同じモデルで。

逆三角の2つの角をおへそあたりで結ぶ。

男子は下に垂れる角をおまたとさっき結んだ部分を通して前全体にたらす。

ふんどしの着付けとおなじだね。

チュニックの下につけてもいいし

肉体労働者なら裸にこれだけで。

 

ところが!

この古代ローマ帝国でパンツ革命が起こります!

 

むか~し紀元前121年にチュニック風の鎧を着た重装歩兵隊中心の歩くローマ帝国軍が北のガリア人を征服。

敵国ガリア人は騎馬民族で馬に乗るのに便利な長ズボンを履いた!

初めて見るズボン。

ローマ帝国で市民以上はローマの民ってステイタス見せるためにトーガ着用権を持ってた。

トーガはローマ市民権の象徴!

ズボンなんて野蛮下品!

ガリア人のことを

アオキ
アオキ
あざけりつつ

「ブラカエ(ズボン)を履いた野蛮人」ってあだ名つけてます‥

 

 

でもこんなに馬鹿にしたくせにやっぱり馬に乗るのに便利!

ブラカエは生き残る‥

時代が進んでチュニック着るようになったイタリアでもヨーロッパ全土でも13世紀ごろの中世にはブレーとかブラケって呼ばれるズボンになって広まっちゃうんだよね~

注意!

ブレーはズボンのこともあるけど下着のパンツのこともあるよ。

ちなみにズボンのブレーは赤縞など派手~なものも。

 

とにかくトーガやチュニックの下半身スカートタイプからズボンへの衣服の変化に合わせて下着もふんどしからパンツへ!

これがパンツ革命。

アオキ
アオキ
現代男子パンツの祖先

腰巻からふんどしへ、そして便利なパンツへ‥

 

日本の男性着物とふんどし、

洋装ズボンからはパンツへ

というのによく似てるね。

中世ヨーロッパのパンツを知るためにアレを見よ!

おパンツの歴史についていつも質問が多いので

パンツの歴史
パンツの歴史、男性下着は中世パンツが紀元⁈ブリーフもボクサーパンツももうあった!華やか女性下着の歴史は結構知られてるけど、男性下着の歴史って知ってる? 昔の男性下着と言えばユニオンスーツとか股引タイプっ...

ここにもあるけどもう一回新たな画像加えるね。

 

1244-54脱穀図 作者不詳 パブリックドメイン

 

さっきのガリア人ズボンのブラカエ。

中世になってもモデルは相変わらずこんなゆったりしたズボン型。

 

これはウエストで縛って履きます。

裾が労働で邪魔な時はウエストのひもでからげるの。

ブレーの着こなし

  • ズボンとパンツのようにブレーを二枚履き♪
  • ブレーとタイツを合わせる!

 

左の青い人ゆる~~い緑のタイツ履いてるのわかる?

これがパンツ用のブレーとタイツの着こなし!

でもまだタイツの着こなしがたるんでて甘い。

 

このパンツ用ブレーが股下でもたもたしてだんだん着付けの邪魔になってくるんだよね。

そこで中世にはすでに今のボクサータイプのパンツが登場。

アオキ
アオキ
さあ、ボクサーパンツを持ってルネッサンスに行くよ!

世界一有名なあの人がパンツを履いていない理由

ここでパンツドキュメントの聖画を見てみよう。

洗礼のヨハネに洗礼を受けるキリストが水に入ってるシーン。

1435マソリーノ画キリストの洗礼 カルスティリオーネオローナ洗礼堂 パブリックドメイン

 

マソリーノによって描かれた

右の男子群パンツ一丁になってさあ、洗礼を!

という瞬間。

ボクサーパンツの人がいます!

パンツ姿でぴっちりした靴底付きのタイツを脱いでる人がいます!

左右別々の緩い赤タイツ脱いでる人シャツの裾が外に出てます!

 

1453ピエロ・デッラ・フランチェスカ画キリストの洗礼 ナショナルギャラリーロンドン パブリックドメイン

 

続いてピエロ・デッラ・フランチェスカ作の同じシーン。

ここでも右の男子はブリーフ型のパンツが見えています。

 

ちなみに

ルネッサンスの男子下半身はぴちぴちタイツが主流。

そしてまだパンストは発明されてなかったから片足ずつ別れたデザイン。

タイツのウェストを左右それぞれ上着の裾にひもで結ぶの。

アオキ
アオキ
これで大流行男子全身イケイケタイツスタイルが完成!

タイツの一大絵巻歴史詳細はココ↓

タイツ
タイツ・ストッキング・靴下の歴史には愛と失意と見栄がたっぷり みんなが知りたいタイツ、ストッキングの歴史。 タイツの歴史、素材、着こなしに関してお問い合わせすっごく増えてます! ...

ここに挙げた画像のように

下半身の着付けは

  1. ボクサータイプのおパンツを履く
  2. その上にシャツの裾を前後に交差させてパンツを隠す
  3. タイツを履くけどお尻部分はシャツが見えている

となります。

 

でもジーザスクライストスーパースターの世界一有名なあの人、

イエスキリストは腰巻だよね?

なぜ彼だけ時代錯誤なの?

 

聖画では登場人物に描かれた時代の服を着せることが多かった。

アオキ
アオキ
今なら脇役は全員Tシャツとジーンズかもね

 

例えば

聖カテリーナはアトリビュートとして棘付き車輪を持つけど服はその時代の流行最先端の服を着てたりする。

聖母マリアは青い衣に赤い服。

それは描かれた衣服自体がアトリビュートだから。

カトリックの人が青い衣と赤い服の女性を見たら条件反射で聖母マリアになるの。

日本人は男の子と桃が描かれてたら桃太郎でしょ?

 

このキリスト磔刑の絵で二人の泥棒はパンツだよね?

パンツの歴史磔刑 アントネッロ・ダ・メッシーナ 1475年

 

でもイエスさまは腰布。

時代的に1445年年分の開きがある下着姿で描かれるのおかしくない?

 

実はこれ全然おかしくない。

キリスト磔刑時、聖書の記述の概要は

『上着は(多分縫い目で)切り分けられ分配されるが、下着は縫い目のない一枚布だったのでもらう人がくじ引きで決められた』

1457-60 マンテーニャ画 磔刑 ルーブル蔵 パブリックドメイン

 

この縫い目のない下着は当時パレスチナ産で有名だった筒状の縫い目のない布製だといわれるよ。

高価な腰布として引っ張りだこだったから処刑担当の兵士たちのチップみたいにもらわれたの。

絵の右下座り込んでローマ兵がルーレットしてる。

この腰布がキリスト磔刑のアトリビュートなので時代を超えてパンツじゃなくて腰布のまま描かれるんだよ!

 

 

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