今回はネット販売ホントに超初心者さんへ。
初級者さん以上は知ってることです~
ハンドメイド作品の売れる自作ヘッダー作成のコツ紹介!
コロナの影響でオンライン販売ふえてますよね~
ネットショップは対面より感染予防になるから安心。
それにワクチンができたりしてコロナ収束までは2年ほどもかかる見込み。
今までは創立資金をかけた実店舗がカッコよかったけど。
でもこんなに一気に販売サイトが増えてしまったら、自分の作品が埋もれてしまう??
こんなお悩み激増です。
4月からアオキのTwitterのDMでお問い合わせが多くなってます。
画像付きで添削しきれなくなったのでここでまとめて解説。
目次
ネット販売はヘッダーで決まる!
まず作品自体なんですがみなさんそれぞれスキルをお持ち。
ハイクオリティで甲乙つけがたい作品がほとんど。
売れないの即解決はヘッダーの第一印象がイイか悪いか!
ヘッダーは初対面で見てくれる人に一瞬で好印象を与えるのが鉄則。
ここでそもそもの見てくれるお客様の母数を増やしましょ!
1人に買っていただくのにサイト訪問者が2人の時と1万人の時で売れやすさは違いますよね?
人と人がお話する前の初対面でチェックするのは見かけですよね?
生き方、哲学、好み‥が問題になるのは次の段階。
ヘッダーも同じです。
ネット販売で初対面で見えるのはヘッダーのみ。
買いたい人、ファンだけが次のページに行ってくれます。
次の3点だけチェックすればOK!
①名が体性=一瞬でわかりやすい!
まずヘッダーで一番重要なのは名前!
「名が体を表すように」が鉄則。
漢字ひらがなカタカナで6文字以内でわからせるのが理想。
これならTwitterそのほかSNSでもキチンと表示される。
一瞬で「誰に」「何を」売っているショップかわかるものに。
ネット上にはライバルショップが溢れてます。
一瞬でお客様にクリックしてもらえないと。
どんどんライバルサイトに紛れて行ってしまいます‥
「誰に」、これがターゲット。
小さい女の子のドレスレンタルショップならターゲットは母娘。
シンプルアクセサリーなら20代OLさんへ。
ゴージャスアクセサリーを40代のちょっと余裕のあるマダムへ。
など、
を考えると販売サイトの名前が決めやすい。
以下はほんの一例ね。
小さい女の子のドレスショップなら「キッズドレスのマーガレット」は?
「キッズドレス」がSNSでムリなく表示される。
検索で「キッズドレスのマーガレット」が引っかかる。
さらに「キッズドレスのマーガレット:シルクのかわいいプリンセスドレス‥」って28文字くらいなら検索で表示される。
ここではキッズドレス。
これで「女の子向け・ドレス」ってことが一目瞭然。
お団子屋さんなら「団子屋さくら」とかね。
名前からターゲットと業種やショップのカラーが簡単に想像できるものに。
どうしても横文字で、っていうこだわりがある時はカタカナのフリガナをつけて!
そしてなぜその名前にしたのかストーリーを添えよう。
これだけでサイトの世界観が簡単に語れる!
ここではマーガレットは世界中で愛される花。
「誰からも愛されるように心をこめて作りました~♥」みたいな。
②数字の魔法を使って具体性を!
数字を入れると一気に具体性が増して信憑性たかまるよ。
数字の魔法とは‥
- ランキングサイト1位
- 300個売れました!
- たった1個でキレイが決まる
とかね
「たくさんの人に売れた」より具体的に「300個売れた」の方がダイレクトに伝わる。
人によってたくさんの幅が違うからね。
「ちょっと使えば‥」より、「たった一個で‥」
の方がお客様がそれをどのくらい買えばいいか想像しやすくない?
ちなみにこのブログでは販売してないけど年号をきっちり記してます。
A:ヴィクトリア朝後半のファッションの特徴は~
っていうのと
B:1892~4年のファッションの特徴は~
って言うのどちらが専門性が高まるでしょうか?
Bの方が専門家が言ってるのが伝わるよね?
そしてネット上で話を聞くならより専門家の方が信用高くない?
だって見ず知らずの他人だし。
対面なら人となりや雰囲気も大事だけど。
その点数字は最高の具体性や客観性を簡単に持たせることができるよ。
「とても重たい犬」より、「100キロの犬」の方がよりダイレクトに伝わるよね。
③ストーリーを語ってがっちりファン化!
例えば自分のブランドの成り立ち。
ショップの名前にこめた想い。
語れば語るほど自分の世界観や作品にこめた想いが伝えられる。
ここでお客様に自分のファンになってもらう。
ファン化する理由は作品はファンしか買わないから。
でもヘッダーだけじゃストーリーなんて語れないよね?
そこで!
言いたいことはブログと組みあわせよう!
SNSや販売サイトと組みあわせてブログが大事!
Twitter、インスタ、販売委託サイトで売ることは集客にとても役立つ。
理由はみんながやってるから。
みんなが見てるから。
この時代の流れにのるのって超重要。
でもここでブログが大事になってくる。
Twitterは字数制限がある。
インスタはタップしないと文章が読めないからストーリーがスルーされがち。
販売委託サイトは作家の世界観が構築できない。
ぜひブログつくってSNSや販売サイトにリンクはっとこ!
しつこいけどこれだけの想い、ヘッダーだけじゃ伝えきれないよね?
一見機械編みみたいなレース。
実は機械より精巧な手作業でその証拠に手作業でしかできない模様の強弱が少しずつ入ってます♪、とかね。
これで高価格販売が成功する。
またはとても安く売ると決める。
ここも多くの人に自分のできることで元気になってもらいとかストーリーを書けるよね。
自分のハンドメイドの恩師に良くしてもらったことへの恩返し、だったりする。
これで大量に売れるかも。
ワードプレスの有料テンプレート一択です。
あなたがお店に入って、貸店舗間満載のだったらどう思う?
確かに有料テンプレはお金はかかるけど。
でもそれくらい自分の世界観構築は大事。
っていうかブログでしか伝えられないから。
実店舗持つより費用は100分の1だよ!
超重要、添削事例は基本の3点をおさえよう!
ってことで最近いただいた質問を事例として取り上げるよ。
複数人の事例をミックスしてあります。
個人は特定していません!
これはTwitterヘッダーの例。
Q:クリスタルの指輪を上のヘッダーで販売サイトに出品していますがぜんぜん売れません。
どうしてでしょうか?
A:ヘッダーが何をあらわしているのかわからないから
①ショップのネーミングに名が体性がない!
横文字の崩した筆記体はカッコイイです。
これをやっていいのは強者のみ!
フツーの日本人はパッと読めない。
つまり何も語ってないのと同じ‥
Cristalli di Zuccheroはクリスタッリ・ディ・ズッケロ。
イタリア語で「砂糖の結晶」の意味。
そう言われればなんかロマンチックでおしゃれな気もするけど。
初心者がまだ弱者のうちはショップのネーミングにするならクリスタッリだけに。
これなら日本人でもクリスタルの何かだとはパッとわかるよね。
どうしてもこのイタリア語でのネーミングにこだわりがある場合は?
それならカタカナをそえよう。
Cristalli di Zuccheroークリスタッリ・ディ・ズッケロー
とか、
Cristalliークリスタッリー
ヘッダーや自己紹介文、ブログに盛り込もう。
これだけでも横文字の羅列よりだんぜんわかりやすいよね?
②数字の魔法を使ってない!
つまり見る人にとっては霧を見ているよう。
数字を使って具体的に私の作品はこういうものですって言うのを示してあげよう!
数字は万国共通の指標。
とくに販売初心者さんが数字を入れると具体性が増して強者にみえるよ!
③ストーリーを語ってない!
これはブログを作ってリンクをはろう。
ブルグ記事は初めはプロフィールとネーミングの説明だけでも。
ステキな作品の画像やイラストをちりばめれば十分。
そのうち記事は自然にふえます。
記事で私が読んでみたいのは作品のメイキング!
改善例
それでは実際の改善例だよ~
デザイン的にどうよ?ってのは初心者さんはおいといて。
大事なのはお客様にパッと伝えるということ。
カッコよさ、自分の表現したいことは2の次にしてもね。
ヘッダーの目的はお客様にタップしてもらって次のページに行ってもらうこと。
そこをブログや販売ページにする。
②まずネーミング自体を短くしてすぐに覚えてもらう戦略。
そしてロゴの中にクリスタルの指輪を入れて何のショップかすぐわかるように。
日本人ならカタカナの方に目が行って読みやすいよね。
③目に入る部分をカタカナだけに。
④にはショップの説明とネーミングをカタカナ表記。
これだけで何のショップか一目瞭然。
でもまだタップしてもっと見てみる気にならない。
どんなショップかわからないから。
⑤長い筆記体をいれておしゃれ感を演出。
これでもカタカナ名を読むジャマにはならない。
何のショップかわかる。
でもどんなものかはわからないのでやっぱりタップしたくならない。
⑥はこれでもかって説明いれてみた。
ネーミングの「オーダーメイド指輪」ここが検索で引っかかる一番重要部分。
クリスタッリは名が体を表してるよね?
キャッチコピーの
「ランキング1位」(って何のランキング?)
「この道10年」
「世界でたった1つの」
これ全部数字の魔法。
「売れてる」
「長年デザイナーの」
「あなただけの」
より具体的にパッとわかるよね?
右下説明文でブランドの成り立ちストーリーまで語ってる!
あとはすてきなロゴにかえてキャッチコピーをブラッシュアップしていけば大丈夫。
ショップの名前以外はあとで変更してもOK!
その都度ブログやTwitterで「このようなわけで変更しました!」
って告知すればお客様もショップ立ち上げに一緒に立ち会ってる感がして放り出された気がしない。
むしろ応援してくれるよ!
迷ったらマネはホント!
じゃ、自分の好きなブランドのヘッダーのマネしよう!
売れてる作家さんでもよし。
大手ブランドでもよし。
お手本ヘッダーの選びかた
- 名が体性がある
- 数字の魔法を使ってる
- ストーリーを語ってる
ここに気を付ければ大丈夫!
丸パクリは違法だし作家モラル的にどうよ?だけど。
アイデアをリノベーションしてより良いものを作ることは古今東西のデザイナーが昔からしてきたこと。
あなたもやってみよう!