プロフィール

1章 20歳で着物デザイナー、そしてイタリアへ

着物デザイナーいたします。

初めまして、イタリアで19年デザイナーをしているアオキです^^

 

プロフィールで初めましての方ばかりだと思うので、

最初にデザイナーとしてどんな実績があるかを簡単に書かせてもらうと、

  • 元々デザインとは縁がなかったが、

そのうち行動力でお金もかけずにヨーロッパでデザイナーになれた

  • 20歳で着物デザイナー、そしてイタリアへ
  • イタリアのデザイン事務所でテキスタイルデザイナー
  • イタリア国立映画実験センターに入って衣装デザイナー
  • ソフィア・コッポラ監督の映画『マリー・アントワネット』に参加
  • ファッションデザイナーとしてもすぐスタート

このような経歴を持っています。

今回のプロフィールでは私の生い立ち‥というよりは、

「どうやってデザイナーとしての現在のポジションを築き上げることが

できたのか?」

そしてブログタイトルにもある

「デザイナーとして独立し、自分の力で十分に稼げるうようになる方法」

など、これからデザイナーを目指す、もしくは、

デザイナーで思うような結果が出ていない人のための

ヒントになるようなストーリーで書いていこうと思います。

(知らない人の幼少期からのエピソードを読んでも、

面白くないと思うので。笑)

 

それではまず、20歳で着物デザイナーになった話から書いていきますね。

実績を読んでいただければ、「元々デザインとは縁がなかったが、

そのうち行動力でお金もかけずにヨーロッパでデザイナーになれた方法」

というのがわかります。

 

退屈しないようにできるだけ簡潔に、そして濃密に(笑)書いていこうと思うので、

どうか最後までお付き合いください^^

20歳で着物デザイナー、そしてイタリアへ

18歳の時にごく普通の国立大学の染織科で、偶然友禅染と出会いました。

土佐みずき友禅染 自作

正座すらしたことのない私でしたが、日本伝統工芸、着物デザイナーの世界へ。

 

好きな事に出会ったので、あっという間にデザイナーの道へ進みました。

 

ここで頭の先からつま先までデザインの基本と『品格』ということを叩き込みました。

 

徹夜で制作しすぎて幻覚が見えるほどでした・・

 

そのかいあって、私の制作した能衣装が東京国立劇場の舞台で使用され、

今では某美術館蔵になっています。

 

私が若くして着物デザイナーになれたのは

月並みですが「好きこそものの上手なれ」です。

 

このころ海外旅行をしていました。

その行先で、将来戻ってくる国をすでに決めていました。

 

大学卒業時、某芸術大学教授の助手になることと、

着物デザイナーとして日本伝統工芸のアトリエを開くという

2つの選択肢がありました。

 

どちらも考えただけで足がしびれてきたので、

イタリア行きを決めました。

 

なんでって?

海外旅行先で広い空間の遺跡とどこまでも青空なローマが気に入ったから!

ローマアカデミーローマ、リペッタ通りのアカデミア国立美術学院

そしてイタリアの行き先は名門ローマ美術アカデミーの舞台美術科。

カッコいいでしょ?

ここは国立なので学費が年間10万円未満と、とても安いという理由が^^

 

でもちょっと待って!

いくら何でもイタリア語全然しゃべれない?!

それに先月の3月で年一回の出願終わったばかりだよ~~TT

じゃあ・・

シエナ外国人大学で速戦!イタリア語!

20歳で着物デザイナー、そしてイタリアへ

半端な待ち期間があったので、早速イタリア語を勉強開始!

できるだけ長くイタリアに行きたかったので、学費を押さえる必要がありました。

国立の外国人大学は費用が安く、募集も年に何回かあるので、アカデミアより入りやすいです。

そして私立学校より格安です。

シエナとペルージャにあり、どちらもこじんまりとした歴史のあるステキな町です。

イタリア語学留学、どうやって行先を決める??

20歳で着物デザイナー、そしてイタリアへ

その中で小さな中世の城塞都市であるシエナへ決定!

 

理由は何となく・・です(笑)

シエナへ行っていた音楽家さんや画家さんのブログをチラっと読んだ感じ、よさそうだったから、です。

 

もしあなたがこれから行先を決定する場合、語学留学ならイタリア中どこでも楽しいと思います^^

 

国立外国人大学はシエナとペルージャにあり、

  • クラスは大人数
  • コースは最低一か月
  • 入学時期が月に一度
  • 寮の斡旋あり

ここで日本から3ヶ月以上のコース分のお金を払っての『ビザ取得』が重要です。

これがないとイタリアで滞在許可証がもらえないんです。

だから3か月しかイタリアにいられません。

 

ビザさえあれば、6ヶ月のビザでも一年のビザでも、同じように滞在許可証はおります。

この滞在許可証をイタリアで延長すればいいのです。

イタリアでどこかに在学する必要があります。

国立の大学やアカデミアなら学費はほとんどかからないので、

私はこのコースにしました。

 

私立語学学校は大都会にも田舎にもあり、留学先の下見とか、旅行ついでにおしゃれや料理を勉強しに・・に最適ですね!

  • 毎週入学できる
  • 費用がかかる
  • 宿泊や滞在のトータルサポートあり
  • 英語が通じる
  • 一週間のコースがある

など、お高い分いろいろな良い点があります。

外国人大学に行くって大変??

20歳で着物デザイナー、そしてイタリアへ

とにかく国立は書類送付とか、やたら時間がかかるので思い立った時にすぐ情報収集始めたほうがいいです。

メールで送っても、すぐに見てもらえるわけではない、と覚悟した方がいいです。

イタリアではあなたの都合ではなく、あちらの都合で動きます!!!

 

「お客様は神様」ではありません

「働く人が神様」です!!!!

 

その日のうちに日本の出身校の英語での卒業証明書を申請してもいいくらいです。

使わなかったらまあいいや、くらいで。

 

でも最近、外国人大学の入学手続きは今はオンラインで出来てカンタンです。

決済もオンラインで出来る場合があり!!

夢のよう・・

私が行った時は書類を送ってイタリア銀行に送金して・・で3か月かかってました。

でもこれはその時によってコロコロ手続き方法が変わるので、絶対に東京のイタリア文化会館に聞いてみたほうが無難!!

 

ちなみに、勉強には国立でもプライベートスクールでも大差ないです。

大人数だと上手く勉強できないという人もいますが、

私は少人数だと逆に恥ずかしいかもしれないタイプ。

 

でも・・料金には大差があります!!

これからイタリアに長く住みたいかもしれない節約中の人は国立一択!

ここは年間での入学時期が数回だけです。

 

一方スキルを磨く旅行がてらの方にはすぐに入れるプライベートスクールですね!

ココは毎週入学できます^^

 

私は4月にイタリア語がしゃべればいままシエナ外国人大学行きを決めて、

7月からのコースに超駆け足で申し込みました。

イタリア語習得状況、私の場合

私は大学在学中にイタリアに海外旅行に行ってから、ここに住も~っと決めました。

 

イタリア語を習う学校も時間もなかったので、NHKのラジオを毎日聞きました。

全然わかりませんでしたが、イタリア語がほぼ耳に残っていてこれが後でとても役に立ちました。

 

格安の中華航空(長時間すぎてもう使えません><)でローマの空港に到着!

見知らぬ土地に行くのが怖くて、飛行機が着かないように祈っていました。

 

コースがはじまってからはスペイン人たちの圧倒的な吸収力に負けないように頑張りました。

だって私、イタリアに住むんだもん。

 

以下の勉強法は右脳を使う方用↓↓

文法を勉強するより、耳で聞く言葉をすべて覚えるように努力。

イタリア語をイタリア語で覚えるようにしました。

辞書は見ない(見てもわかんないから)!

20歳で着物デザイナー、そしてイタリアへ

私の初心者イタリア語学習法

  1. バスに乗ってちゃんと座る
  2. 耳から入る発音をすべてノートに書く
  3. 降りてから広場に行って、ヒマそうなおじいさんかおばあさんを捕まえる
  4. 正しく聞き取れたか、チェックしてもらう
  5. イタリア語で意味も説明してくれる
  6. 日本人ともイタリア語でしゃべり、独り言もイタリア語しか使わない

イタリアの公共交通機関は1チケット180円くらいで100分乗り放題なので、格安の勉強法だよ!!

 

2週間は何もわからなくて赤ちゃんレベル。

一か月たつ頃にはスペイン人学生に追いつけました。

 

※左脳を使って、順序だてて理論的に学ばないとおちつかない方は、

従来の文法書を使うやり方で勉強してください。

 

7月一杯の初心者コースが終わって・・

ナポリへと旅行に出発!

20歳で着物デザイナー、そしてイタリアへ

超ビンボー旅行でしたが、一人でゆっくり旅行して、土地の人達と会話することで、生きたイタリア語日常会話が身についちゃった!

ここまで2か月!!

 

9月からシエナで2コースめ、今度は3か月間の初級コース受講。

クリスマスになり、アカデミアへの出願は各自出身国からしないといけないとわかり(はやくわかってよ!)、帰国。

 

イタリア語のおかげででチップが〇〇万円!!??

すぐに私の帰国を聞いた知り合いの知り合いから連絡が。

冬季オリンピックのイタリア人選手団の通訳にきて!!というSOSでした。

しかも翌日から・・

私が開催地の山の中につくと、ちょうどアルベルト・トンバ選手が自家用ヘリコプターで到着していました。

 

その時金メダルを2つ取る女性選手がいて、彼女の帰国の日、通訳をした私に封筒をくれました。

中にはお礼のチップが・・

通訳の月給よりたくさん入っていて仰天しました。

カンタン、国立美術アカデミア入学

そして東京で2月の国立ローマ美術アカデミア舞台美術科に出願。

 

東京のイタリア大使館に行って願書提出をしないといけません。

日本での書類は公定翻訳が要ります。

霞が関にも行きました。

ビザも申請、もらうのに一週間。

これだけで5か月見ておいても・・

 

夏にまたシエナ外国人大学に行って、今度は中級コースを受講。

でも卒業試験に落ちました・・

 

なのでイタリア語習得はスルーしてローマのアカデミア入学試験へ。

でもとても簡単外国人枠の実技程度で、定員もたくさんあります。

 

入学して一番感じたことはイタリア人が持っている桁違いな美術史の知識。

パン屋さんもIT関係者も、美術史はイタリア人なら小学生から必須の常識!!

 

その美術史をベースにして制作アイデアの出て来ること!

20歳で着物デザイナー、そしてイタリアへ

私は差を埋めるべく、

イタリア全土に美術館・博物館・教会・遺跡を訪ねて本物を見まくりました。

 

2章「テキスタイルデザイナーとして」に続きます!

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