ヘアスタイル・帽子

長髪男性がモテるためのたった一つの条件とは?イケメンにしか似合わないはウソ!

長髪男性がモテるためのたった一つの条件
アオキ
アオキ
こんにちは、イタリアで15年デザイナーのアオキfashionsisenmonです^^ フツーの私がコネもなくイタリアでデザイナーになりました。 くわしくはコチラ

こんにちは、デザイナーのアオキです^^

前回はルネッサンスの帽子について見てまいりました。

では今回は続きの男性のヘアスタイルについてです。

 

中でも男性のロングヘア。

男性の長髪って現代日本ではあまり受けがよくありませんよね?

 

イタリアやフランス、ドイツなどのヨーロッパには長髪男性がたくさんいます。

でも重要なのはもちろん、日本でどう見られるか、ですよね?

あなたが日本人男性で、どうしても長髪にしたいっていう場合、これだけを押さえておけば大丈夫!!

長髪男性がモテるためのたった一つの前提条件は○○!

日本で女性からの男性の長髪に対しての世間一般の意見としては、

  • 似合わない
  • 不潔
  • 世間一般的ではない
  • なんとなくナルシスト

が圧倒的に多いですよね。

 

つまり不潔っぽく見えるからモテないんです。

これ、なんか当たり前ですが最重要ポイントですよ!

では逆に短い髪の男性へのイメージは、

  • 清潔感がある
  • さわやか

となります。

 

ん?短い髪の男性への意見、清潔感しかないんじゃない?

 

そうです、なので長髪男性が清潔さを感じさせれば良いイメージを持たれるということですね!

 

長髪短髪、女性からの好みの分かれ目ですが、どちらでも清潔感で引っ張るのです!

 

長髪で清潔にしているだけで雰囲気が出てイケメンに見えてきちゃうから不思議。

モテるために超お手入れされた長髪にしていたのは誰??

ファッション史的に見ると、男女ともにダンゼン長髪歴史のほうが長いんです。

紀元前の大昔からギリシャローマ時代以外、マリー・アントワネットがギロチンで死んでしまう直前まで長髪歴史は続きます。

 

ギリシャ時代は男性の裸体が賛美された時代なので、当然髪の毛は邪魔。

そこそこ短く切った髪の毛で体をより多く見せていました。

 

ローマ人はギリシャのまねっこちゃんだから短髪。

 

中世からヨーロッパの男性長髪の歴史が再び続きます。

中世の男性は首を敵の剣から守るために長髪にしていました。

もちろん全員ではないですよ。

 

モーツァルトだって白い長髪一つ結びのカツラをかぶっていました。

長髪男性がモテるためのたった一つの条件マルティーニによる依頼のモーツァルト 1777年 ボローニャ

だって流行だもん。

 

それがマリー・アントワネットが髪を結うのをやめたあたりから、男性の短髪も流行っていくのです。

長髪男性がモテるためのたった一つの条件

マリー・アントワネットはそれまでドアを通れないくらい、髪結いがはしごを使って結うくらい背の高いヘアスタイルにしていました。

 

それが彼女、フランス革命前夜から自然や田舎へあこがれるようになっちゃいます。

長髪男性がモテるためのたった一つの条件「モスリンのドレスを着た王妃マリー・アントワネット」1783年 ルブラン

当然ヘアスタイルも簡素に、自然に、結い上げない流しっぱなしのセミロングにしちゃいます。

 

フランス革命のときの王室反対派の男子たちだって、ヅラをぬいで自然な短髪にしちゃいます。

 

パリでは作りこんだ旧人類と、自然のままの新人類が出会ってバカにしあっていました。

 

なので男性の短髪の歴史はギリシャ・ローマ時代と1800年~の600年間だけ。

残り全部は原始人のころから男性の長髪はあたりまえ!

 

おまけに昔は結婚していない男性は何らかの大きな問題があると思われちゃいました。

ビンボーとかゲイ(カトリックご法度)とか病気とか。

独身貴族なんてありえない、絶対結婚!

超大金持ちかステイタス付きの由緒正しい王侯貴族は見かけはどうでもいいんです。

 

でもそうでない一般男性は何が何でもイケメン風に見せる必要がありました。

肖像画の交換から結婚は始まりますからね!

特にある男性たちは超お手入れされた長髪で、誰でもイケメンに見せていました!!

実際のモッテモテ長髪男性たちの裏ワザを盗め!!

男性の長髪がイケメンの絶対条件だったのは、ルネッサンスのモッテモテ男子たちです!!

若者たちは身だしなみの中でも長髪のお手入れ方法に一番興味がありました。

長髪男性がモテるためのたった一つの条件エルコレ・デ・ロベルティ「ジョヴァンニ2世」1480年頃 ナショナルギャラリー、ワシントンD,C

↑↑↑まずはトスカーナ地方で流行った基本の超高貴風スタイル。

  1. 頭にぴったりと一体化した帽子
  2. 一本のみだれ髪もない内巻き
  3. 茶髪

この風に吹かれてもぜ~んぜん乱れないヘアスタイル、どうやっていたでしょうか?

ヘアスプレー?

ぶぶー、はずれ、そんなもの1940年までありません。

じゃあ、ジェル?

ジェルにあたるものは古代から動物の脂肪を髪にぬったりしていましたが、ルネッサンス人はそんな野蛮なモノ使いません。

ルネッサンス男子たちが使った裏技はこれ!

正解は、砂糖水!!

え~~~~!!??

 

これ本当なんです。

砂糖水で髪をしっかりと固めて、風に吹かれても一本も乱れないようにしていました。

 

ねとねとしていましたが、そんなことよりイケメンに見せる方が大事!!

とにかくロン毛は若者のすべて!!

 

もっとすごいお手入れ方法がありました。

当時、ヴェネチアとジェノバで大流行したのは金髪巻き毛

イタリア人のほとんどは生まれつき茶髪。

モテるためには何でもするイタリア人男子たち、何をしたと思いますか?

しかもこれ、当然女子たちもやっています。

 

常識的な答えは脱色ですね。

じゃあ、なにで脱色したと思いますか??

仰天!ルネッサンス男子だちが使った裏技その2!

答えは犬のおしっこ・・

アンモニアが含まれていたからです。

 

犬のおしっこを集めて売るお乞食さんまでいました。

鳥の羽で髪に犬のおしっこをぬっていたそうです・・??!!

 

ルネッサンス絵画を見る目が変わりますよね・・(;´∀`)

↓↓↓巨匠ボッティチェリだって・・

長髪男性がモテるためのたった一つの条件ボッティチェリ「東方三博士の礼拝に描かれた自画像」1445年頃 ウフィツィ美術館

ご自身の自画像ですが、この金髪怪しいと思いませんか??まさか・・犬?

 

イタリアの大詩人であるペトラルカ(1304年~1374年)ですらこんなお手入れ方法を笑った文章を書いています。

長髪男性がモテるためのたった一つの条件ベッリーニ「若い元老院の肖像」 1480-85年 パドヴァ市立美術館

↑↑↑この人なんか良くいたタイプ・・

もし髪が短かったらカッコいいですか?

長髪だからモテそう・・

 

 

ヴェネチアでは赤毛がもてはやされます。

長髪男性がモテるためのたった一つの条件ベッリーニ「若い男の肖像」1470年 アッカデミアカッラーラ

ブルネットの髪を犬のおしっこ(また?)で赤く変色させていました。

あんたもかい??><

 

この色が『ティツィアーノの赤』として大流行・・

マジでヴェネチアの美術館で絵のにおい、いじゃいますよね?

 

そしてこのおでこ周りの横ロールも流行。

首のうしろまでくるっと一周横ロールで囲っちゃう人も。

まあ、2つの裏技をマネしろっていってもきついものがありますが。

でも現代ならいろいろな整髪料や脱色剤がありますよね^^

 

とにかくそれくらい長髪でイケメンに見せるために手間をかけていた、ということです。

終わりに

長髪は清潔感とセットになってモテる!ということがお分かりいただけたと思います。

人類の流行り全体で見ると、男性も長髪の方がダンゼン長い歴史を持ちます。

 

今の流行にばかり取らわれずに、人類全体で流行りを研究してみたくださいね!

きっとモテへのヒントが隠されているはずです。